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写真展のこと4 〜おまけコーナー〜 [カメラマンになる周辺など]

会場で流したBGMは、音楽関係の仕事をしていたHさんにお願いして一本のテープを作ってもらった。彼には、パネル貼りする前の展示用の写真を見てもらい、イエメンの写真だからといって、アラビアの音楽や土の臭いものではなくて、透明でしかもストレートに魂に触れるようなもので、それでいて力強い感じのものを、という欲張ったリクエストをしたが、Nightnoiseの楽曲を中心にぴったりのものを作ってくれた。会場で誰の音楽なのかよく聞かれた。

来てくださった方でこんな方がいた。一通りじっくりと見て、そして
「いやあ、すごいね、すごいですね。みんな違うターバンしてますね・・・」
人はおもしろい。あれほど写真を見ていたけれども、そんなことには僕は全く気づかなかった。それほどに写真は自由であっていいのだと改めて思った。

「滞空時間」を考えた。写真展にかぎらず時にはもうちょっと見ていたいと思っても居場所がなかったりすることがあったなあ、と思ったので、備え付けの長いすの他に椅子を何脚か、一人でもいられるようなバランスを考えて配置した。それから写真だけを見ているのも時にはしんどくなったりしたなあ、と思い下に添付したようなA4見開き、4ページの印刷物を作った。だいぶ刷ったように思うが手元には一枚残っているだけだ。
今読み返すと、今すぐ書き直したいような恥ずかしいところばかりのぺらぺらなものでも、作るときは苦労した。市川さんにも本当にお世話になった。
独立してちょうど10年目だったらしいが、正確な自分の独立記念日を知らない。アジアを旅した頃から
「我ガ輩ハかめらまんデアル。仕事ハマダナイ」
などと言っていたが、その頃も数えてだったろうか。

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