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イデオロギーとか、アイデンティティとか [いろいろ思うこと]

このところ選挙が続いている。
右だとか左だとか真ん中の道だとか、そういうことはとりあえず置いておこう。

沖縄には、「オール沖縄」という言い方がある。(オール読物はまだあるのだろうか・・・、それはまあいい)どういうときに使われるかというと、おもに米軍基地反対とか本土から理不尽なことを押しつけられたとき、とかとか。
たとえば、
「沖縄県民〜、一丸となって〜、この〜理不尽な〜要求を〜、断固〜、阻止しようでは〜、ありませんか〜!!!」
こんな演説があるようなときには「沖縄県民(ウチナンチュ)が一丸となって・・・」というような意味で、どこかに「オール沖縄」という言葉が入っても違和感がない。
僕は山形県出身だが、「オール山形」などと言う言葉は聞いたことがない。山形県にはそのような意識が存在しない。

「日本がもっとこうなったらいいな」とか、山形県民だったら「山形がもっとこうなったらいいな」という思いや考えで投票する。それは、ざくっとした意味でのイデオロギーを基にして行動していると言っていいだろう。東京に住んでいた経験から、東京に住んでいる人も多くはそうなのではないかと思うし、高知県民にしても茨城県民にしても似たようなものではないかと想像する。

沖縄県民も「沖縄がもっとこうなったらいいな」と当然思う。しかし「沖縄県民として・・・」などと始まるときは、そこには、イデオロギーではなくアイデンティティとしての礎がある。
そのアイデンティティの根は、一族(門中=ムンチュウ)にあったり、その土地にあったりするのかもしれない。それは僕にはわからない。





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