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座禅用の木製座布団というか、木製腰敷き [日々の生活のこと]

座禅用の木製座布団というものを作った。木製なのに座「布団」というのはどうもしっくりこないが、実際の商品を見てみると、どうもそういう言い方をしている。個人的には「木製腰敷き」とか「木座」というのがまあまあ当てはまるかなと思うのだが、まあ、どうでもいいか。

作り方(必要ないと思いますが・・・)
杉材(100ミリ×20ミリ×長い)を33センチくらいに切り、横3枚その上に直角になるように3枚、またその上に直角になるように3枚、というふうに貼り合わせる。釘などは一切使わずに、ボンドで貼り合わせたかったので、一枚貼ってはクランプでがっちりと挟んで一晩おく、という作業を繰り返す。
次に、適当な大きさの円形のもの(大きめの鍋のふたとか)で作りたい大きさの円を描く。
大きく切り落とすところはのこぎりで切り落とす。
次に、グラインダーに木材削り用の刃(やすり)をつけて、深削りにならないように気をつけながらまんべんなく削ってゆく。
手で縁を触って納得ゆくだけ円形になったら、腰をかけるときに角がないように、角の部分を削る。
グランダーで円周、角落としが充分できたところで、仕上げ用サンダーでなめらかにしてゆく。
以上が木材加工。
それが終わったら、砥の粉で目止め。充分乾燥したら拭き上げる。
柿渋に色づけように弁柄(べんがら)を入れて溶く。(今回は茶色を使用しました)
それを、木目に沿って布ですり込むように拭く。
乾燥したら、できあがり。
以上
文字にするときわめて簡単です。
ちなみに、これはかみさん用で、50年使うと言っております。

しばらく前にちゃぶ台を作った。その時にも思ったのだが、円形のものは、最終的には手で触って円形具合を確かめるしかない。その感じが、作っていてなんとも手作り感が深い。
もちろん簡単ではない。

IMG_9548 のコピー.jpg
貼り合わせるときに木目を合わせてみながら、
ああでもないこうでもないと考えるのもまたいいものです。
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