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小さな火 [いろいろ思うこと]

30代のころ、ネイティブアメリカンというか、インディアンというか、僕としては敬意を込めて赤い人というのが今のところしっくりくるのだけれど、その人たちの逸話や諫言やことわざなどを好んで読んでいたことがあった。その頃の僕には心に響く話や言葉がたくさんあって、大切なことをたくさん教えてもらったように思う。
その中でも、僕がよく思い出す好きな言葉は、

大きな火は近くに寄れないから寒いが、
小さな火は近くに寄れるので暖かい。

言葉尻の正確さはともかくとして、そんな意味だった。友達にもそういう「小さな火」の人がたくさんいる。小さな火はいい。体にも、そして心にも。
いまどき「赤い人」というと一般的には侮蔑的なニュアンスが感じられてしまうかも知れないけれど、大地や風と一体となって生きてきた彼らに敬意を持っているし、誤解がなければ幸甚。
彼らをなんと呼んだらいいのか、僕は知らない。彼らの中にはインディアンという呼称に誇りを持っている人たちもいると聞くし、あそこがアメリカになる前からいるのにネイティブアメリカンというのも変だし・・・。

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