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アキレス腱断裂!!! [日々の生活のこと]

ひとの痛みはわからない。と言ってしまえばぶっきらぼうに過ぎるが、その人のつもりになって思ってもなかなかわかるものではない。
過日、テニスをしていてアキレス腱を切った。切れるときに大きないやな音がした。

「切れてますね〜」
「ほら、ここをこうしても、ここが動かないでしょ。切れてるんですよ」
ふくらはぎをむにゅむにゅしながら整形外科医が診断した。

仕事をしながら、障がいを持った方ともお話しすることがる。そうでなくとも、いろんなことを聴くにつけ、人はいろんなものを抱えているものだなと思っていた。
心に関わる仕事の業界では「悩みのない家庭はない」と言われるほどに大なり小なり悩みや問題があるのが普通。ひとは悩みや問題ごとを抱えているものだ。もちろん僕もそれなりに悩むこともあるというか、些細なことも含めいつも何かしら悩み事を抱えている。
とはいいながら、とりあえず障がいを抱えているわけではない。(障がいの有無、あるいはどこからが障がいなのかを僕は知らないが)しいて言えば、僕は音感が悪くて、ようはひどい音痴で、ある意味ではそれも障がいなのだろう。音感のいい人にとっての「音」と僕の感じている音では意味が違う。
(おんちのことは一度書いたことがあった。
http://ningen-isan2.blog.so-net.ne.jp/2012-10-17

今は左足にギブスをしている。初体験!それから、松葉杖も初体験!
松葉杖というのは、そのまま前に出すのではなく、弧を描くようにして前に出す。(このことは何かで読んで知っていた)さすがに道は譲ってくれるが、弧を描くように松葉杖を振るので、すぐ横を通ってゆかれても松葉組としてはちょっと困るのだ。
ほんの一例だが、こんなことさえも体験してみて初めて見えてくる。世界が違って見える。
人の痛みをわかったつもりでいると、本当に大事なものが見えなくなるのだろう。
わからないのだ、ということを忘れないようにしたいと思う。




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たいすけ

御無沙汰です。
あれま。どうかお大事に!
私も2011年に、足の肉離れをやって
生まれて初めて両松葉杖で数カ月過ごしました。
その時に改めて、日本がいかにバリアフリーじゃないのかを思い知り
また、エスカレーターは、実は昇りよりも下りの方が恐ろしいことを知ったのでした。


by たいすけ (2015-01-11 09:27) 

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