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大根十耕 [日々の生活のこと]

そろそろ大根の種まきをしなければと思い、農事の本をぱらぱらとめくって大根の項を開いたら、「大根十耕」という言葉にであった。
大根の種を蒔くときには十回も耕すほどによく耕して蒔きなさいという意味とのことだ。
日本人ほど大根好きな人はなく、とくにこの野菜のよく採れる長野県にいると、ホームセンターの種コーナーの棚ひとつが大根の種で埋め尽くされていたりする。ちなみに先日安曇野あたりの道の駅で戸隠地大根、親田辛味大根、たたら辛味大根の種を買った。ちなみにたたら辛味大根は、長野市の西方の鑪(たたら)地区で作られてきた地大根というからなかなかマイナー。これらはひょっとしたらどこかで食べたことがあるのかもしれないが、よく知らない地元の種たち。種まきが結構楽しみ・・・。
話はそれたが、大根はよく耕されてないと根が二股になってしまって商品にならなくなってしまうことがあるらしい。また、種まき発芽時にはまだ害虫も多いのでそうしたことに注意が必要だけれども、基本的には手がかからないらしい。
大根を育てるといっても、いくらかの手伝いをするだけで育つのは大根自身。僕にできることは、せいぜいが土を耕して種を蒔くくらいでしかない。僕が育てたように勘違いしてしまいがちだが、僕にはほとんど何もできない。

にんじんは発芽するかどうかが育てるポイントになるらしい。
「にんじんは笠かぶって蓑着て蒔け」
実際に雨の中で蒔いたかどうかはともかく、にんじんは雨が降っている中で種を蒔くようにという言葉があった。
にんじんは発芽時の乾燥を嫌うために、畑に充分水分のあるときに撒くのがいいとされ、また、土と種がしっかりと接触するように少し圧着してやるのだそうだ。
実際には雨の中で種まきするのは大変すぎるし、種が流れてしまうことも考えると、よく雨が降った翌朝に蒔くのがいいのだろう。
僕にできることはせいぜいそのくらいでしかないと思う。
そして付け加えるなら、見守ることか。
コメント(1) 

コメント 1

maggie

今日はすとちゃんのお誕生日なんですね、
おめでとうございます。

奥さんも戻られたようですね。

今年の猛暑には辟易してます。
お二人ともお元気ですか?今は何処にお住まいですか?
またお目にかかれるのを楽しみにしています。

ではまた、maggie
by maggie (2012-08-23 13:14) 

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