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おひょいの藤村俊二さん (合掌)                         [分類しにくい、って分類するのも変だけど]

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永井豪の「ハレンチ学園 ー実写版ー 」に原始人のイメージのかっこうのおばかな先生、ヒゲゴジラででてました(ハレンチ学園も親に隠れて見た番組でした。番組が短命だったのはハレンチだったからでしょうな)。進学するならやっぱりハレンチ学園が絶対にいい!!と思ったものでした。(冗談です。昔の小学生でしたから進学のことを考える年ではなかった。)
それから、「ゲバゲバ90分」にもレギュラーででてました。この番組でもおばかなこといっぱいをやってました。関係ないのですが、「ゲバゲバ90分のテーマソング」と「星条旗よ永遠なれ」のイントロ、よく似てますよ、宮川泰先生。
それから、10数年前にNHKのラジオコメディドラマで「みんな大好き」というのがあったが、この番組にも出ていた。その番組をざくっと説明すると、ある普通の一家とその友達たちのありふれた日常の喜怒哀楽を描いたもの。一家のお母さんは中村メイコ(メイコさんは孫の役もやっていた)、お父さんは小松政夫、で、藤村俊二は近所に住むお父さんの古いお友だちとい設定だったと思う。(皆さんゴーカですな)このドラマは、毎回これでもかと言うほどの予定調和。小さな事件は起こるが突拍子もないことが起きないし、予定調和そのものなのだが、そこに描かれる幸せ感にうまいこと泣かされるのだった。いいラジオドラマだった。
話がそれた。その番組でも藤村俊二はたまらなくいい味を出していた。何ともいえない存在だった。
ひとは、ひょいと向こう側に行ってしまう。

楽しかったです。ありがとうございました。   (合掌)








※ 写真は朝日新聞デジタルから借用


「オランダせんべい」のナゾ      [田舎のこと・母のこと]

ブログで書こうと思いながら手つかずになっていることに「ばっちゃのきびちょ」がある。ばっちゃはばっちゃ。きびちょは急須のこと。田舎の年寄りが急須でお茶を入れるとき独特の仕草をする。それが子ども心にも印象に残っていた。そんなことを書こうと思っていた。
それで、「きびちょ」というのは私の田舎独特なのだろうか、それともある程度の範囲で使われているかが気になって見てみたら、一番には仙台弁の中に出てきた。その次に「山形弁検定」の中に出てきた。検定のこの質問は問題なくわかった。

ついでにと思い開いた次の問題。
「次のうち、方言を商品名にしていないものはどれ?」に「オランダせんべい」も選択肢にあった。私がごく小さい頃から酒田のメーカーの商品でオランダせんべいというのがあるのだが、紙コップの経ほどの円形の薄い塩味のもの。ほとんど同じものがコンビニのプライベートブランドでもでているので、見ればああこれかとわかると思う。
子どもの私には、酒田なのにどうして「オランダ」なのかがナゾだった。縦長のセロファンの包装には風車とずきんをかぶってかごを抱えた女の子の絵が描いてあって・・・。
酒田は江戸時代に廻船の港として栄え、そこの豪商である本間家などは
「本間様にはおよびもせぬが、せめてなりたや殿様に」
などといわれたほどの豪商だった。そんな豪商でもさすがにオランダと交易していたとは思えなかった。
きょうわかった。
オランダはカタカナだからわからなかっただけで、「おらんだ」つまり、
「わたし(たち)の」という意味の方言だった。
用法としては「たなのまんじゅうはおらんだがらくうなよ」などと使う。
50年来のなぞがとけた。
だからどうしたということでもないが。
ほだがらなんじょしたわげでもねえげんとな。


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